イェリタ(Jelita) イトルニツェに似た黒いソーセージです。暗い色なのは肉の中に豚の血とラードが入っているからです。地域の慣習によっては茹でた押し麦やお米、炒めた玉ねぎなどを混ぜることもあります。  ザビヤチュカ・スープオヴァル、イトルニツェ、イェリタなどが全て一緒に調理された濃厚なスープです。通常、茹でた押し麦を入れることが多いです。プルデラチュカ(prdelačka)という暗い色をしているスープも人気で、最後の工程で豚の血を入れて煮込むため暗い色をしています。ニンニク、マジョラム、コショウで味にアクセントをつけることもあります。  ラードとシュクヴァルキ(Škvarky) 大きめに角切りした豚の白い脂を鉄鍋で火にかけて揚げると、シュクヴァルキと呼ばれる白い逸品ができあがります。塩を一振りするだけで絶品です。また、スプレッドやおかず系パンにも使われます。抽出されたラードは陶器やガラスの容器に入れて保存し、料理やパン作りの際に使用します。  燻製肉とベーコン大きめに切った豚肉はまずしっかりと塩を振りかけ、2、3週間漬け置きます。その際に容器の中でしっかりプレスします。塩が肉に浸透したら吊るして広葉樹(ブナ、サクラの木など)を使い燻して保存します。同じように燻製した脂肪の塊は、少し肉が付いた「スラニナ(slanina)」や、脂身のみの「シュペック(špek)」と呼ばれるベーコンとなります。  トラチェンカ(Tlačenka) 茹でた肉と豚の内臓肉を小間切りにし、固めたザビヤチュカスープと一緒に合わせます。明るい色と、豚の血を混ぜた暗い色の2種類があります。  フスペニナ(Huspenina)皮、ヒザ肉、脚肉を使ったブイヨンを固めたゼリーです。皮は挽いて細かくし、肉も細かく刻みます。ブイヨンに細かく切った玉ねぎ、少量の酢を加え、肉もすべて混ぜ合わせ固まるまで置きます。トラチェンカと同じく、冷やしたフスペニナには、刻んだ玉ねぎとお酢をかけて食べます。  プレイト(Prejt)イトルニツェやイェリタに詰められる肉のタネです。単独でもよく食べます。トラチェンカ (Tlačenka)チェコ政府観光局公式マスコット「レフ丸」Mňam(ムニャム)!4
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